月別アーカイブ: 7月 2011

日本人のマナーは、世界の鏡

今週は、ある法人のご招待でセミナーを実施するために東京に滞在しています。

英語とは直接関係ない話題なのですが、昨日、日本人のマナーのあまりの良さに改めて感動したのでご報告したいと思います。

私の滞在しているホテルで、日本人と欧米人計8人で朝食を食べた時のことです。食事が済んで立ち上がり、テーブルを見渡した私はとにかく唖然としてしまいました。

というのは、食事後のテーブルの様子を見ただけで、どこに日本人が座っていたかが一目瞭然だったからです。

なぜかお分かりになりますか?

日本人の座った場所では、お皿のちょうど良い位置にフォークとナイフが4時の位置できちんと平行に並べられていました。ナプキンも、軽くたたまれていましたし、食器類も低位置から乱れていなかったのでした。

まさに「飛ぶ鳥あとを濁さず」の境地、そして日本の方全員にそのマナーが自然に身についている点に感無量でしたね。

近年の米国では、食事マナーを知らない学生があまりにも多いので、テーブルマナーを教える学校も増えています。私自身も、ビジネスで重要な「雑談のしかた」について教える授業で、実際にMBA課程の学生たちとフレンチレストランへ行ってテーブルマナーもついでに教えたことがあるのです。非常に好評で、学生たちは他のどの授業よりも熱心だったと言ってもいいくらいでした。

私の授業で抜けていたこと。それは、テーブルマナーとは「食事をしている最中のマナーだけでは不十分で、食事を終えた後の風景までがテーブルマナーに含まれるべき」という点です。

今度テーブルマナーについて解説する折りには、この点も強調したいと思います。

Adept も便利で洗練されたビジネス英単語

大ロングセラーの ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法 の人気が再燃しています。

非常に嬉しいです。今日まで、高校生から留学して博士号を取得された方まで実にポジティブなご感想を賜っております。日本語を母国語とする方のスピーキング向上にレベルを問わず、お役に立てていただけると自信を持ってお奨めします!

先日、adapt VS adopt の違いについてお話したのですが、adept もよく似た単語で非常に便利に使えて、しかも洗練されたビジネス単語です。Adept の意味は、他の2つの単語とは全然違って、skilled 「上手な」ですから取り違えて使用することはないでしょう。

なぜadept が便利かと言うと、ビジネスでは自分の特技をアピールするチャンスは大変重要だからです。例えば、面接や履歴書で自分について話したり書いたりして説明する時です。

おそらく誰でもよくご存知なのは、

1.I’m good at computer programming.

のように、be good at 〜という表現でしょう。でもこの表現ばかりを何回も繰り返して使用すると、正直、能がないのです。

ちょっと工夫してみると、ニュアンスも印象もガラリと変わります。

2.I’m skilled at computer programming.

3.I’m proficient at computer programming.

4.I’m adept at computer programming.

上の3つは、どれもコンピュータプログラミングが自分の特技であることを説明する文ですが、1→4の順でその熟練度の高さのニュアンスが相手に伝わることになります。つまり、adept を使用すると単語自体が洗練されているだけでなく、かなり高い熟練度をアピールできることになります。

自分の特技をアピールしたい時、是非とも時々adept を使ってみてください。相手を印象づけることはほぼ確実です。