月別アーカイブ: 12月 2011

来年使ってみたい。最近洗練された人に使われているクールな表現

日本で頻繁に使用されている非常に意外な時代遅れの英語表現については、人を動かす英語 (PHP新書) でご紹介していますのでご参考ください。

ところで、最近洗練されている人々に頻繁に使用されているコンテンポラリーな表現があります。

そのひとつが、人に連絡するという意味で使われる reach out という句動詞です。

Contact という単語は、頻度が高い単語ですが、その代わりにreach out を使用することが増えているんですね。特に初めて連絡を取ったり、しばらく連絡していなかった人に対して使います。

I believe Alexy has expertise in that arena.

選択肢A:
So I suggest you contact him for more information.

選択肢B:
So I suggest you reach out to him for more information.

なぜ選択肢Bの方が、気が利いていて洗練されて聞こえるのでしょうか。

Reach out には、協力的でフレンドリーであり、ネットワークを広げようとして努力するエネルギーが感じられるからです。

来年使ってみる価値のある英語表現のひとつです。お勧めします。

サバイバル英語を超えるためには?

大人になると、どこか素直になれない時があります。実はそれが、英語コミュニケーション力向上の敵になっていることもあります。

一例を挙げましょう。

アジアの人々と英語で話していて感じるのは、「サバイバル英語」に関してはほとんど問題ないということです。

航空会社、ホテル業の方々は、マニュアル通りの質問には実に流暢な答えが返ってきますし、他の業種の方でも決まって聞かれそうなことや事前準備したことについては、難しい内容のことでもすぐに十分な回答がもらえます。

ただ想定外の質問となると、コミュニケーションがぐらぐらと揺らぎ始めます。

そして命取りとなるのは、相手の質問が100%理解できていなかったとしても、ついつい素直になれず分ったふりをしてしまった時です。そこで一気に、コミュニケーションは崩壊します。

“I missed that,could you explain it again?”

と質問して、相手を100%理解しようと試みる方が、コミュニケーションは必ず良い方向へと進みます。

「理解できなければ聞き返す」は、「サバイバル英語」から卒業する方法のひとつと言っても過言ではありません。新しい表現の知識を得たり、自分の頭で考えた文を組み立てることができる素晴らしいチャンスなのです。もちろんビジネス上のトラブルになることもありません。

聞きかえすことなく、マニュアル通りのサバイバル英語だけにこだわっていると、本来クリエイティブであるべきコミュニケーションへと脱皮することができなくなるので、英語力向上も大して望めません。

「サバイバル英語を超えるために、他に何をするか?」

その最初のステップは何と言っても、そのための基本を抑えたドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法 ですね。

まだお読みでない方は、来年への英語コミュニケーション向上の弾みをつけるためにお勧めします。すでに読まれた方も、是非とももう一度読み返して確認してみてください。

ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法

この時期の英語挨拶

昨日、セミナー「世界基準のビジネス英語コミュニケーションを実現する新戦略」が終わりました。いろいろな方々と直に交流できて、大変楽しかったです。九州や大阪や山梨からも足を運んでくださって本当にありがとうございました!

ところで、日本ではそこらじゅうで英語のクリスマスソングが流れているので、昔なつかしい気分になります。

クリスマスシーズンなのだから当たり前のようなのですが、異なる宗教を持つ国籍や人種が集まる米国の公的スペースでは、近年どんどんクリスマス関連の曲や飾りが排除されつつあります。クリスマスソングというのは、真っ先に排除されたと言ってもいいかもしれません。というのは、言葉ではっきりとジーザス・クライストを讃えていますから、他の宗教を熱心に信仰している人の中には耐え難い人もいるわけです。

そう言えば、米国で売られているこの時期のグリーティングカードの宗教色も非常に薄くなっています。中に印刷されたメッセージも”Merry Christmas!”というのは、非常に少なくなりました。
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この時期、同僚やパートナーや顧客などに対する現代的な挨拶は次のようになります。

“My best wishes for the holidays!”
“Have a wonderful holiday season!”

“Merry Christmas!” は、自分がクリスチャンで、明らかに相手がクリスチャンである場合に使う意外は、使用しない方が無難な今日なのです。