月別アーカイブ: 3月 2013

安倍総理が勧めるTOEFLの価値

TOEFLこんにちは。今、日本に来ております。

ホテルの部屋に配達されたThe Japan Timesの見出しが、目に飛び込んできました。

”Abe takes aim at English education, seeks to boost TOEFL levels”

記事によれば、TOEFLのスコアが、大学の入学試験、卒業、公務員試験などで積極的に評価基準となる計画だそうです。

その目的は、グローバル人材養成のため。

詳しくは、http://www.japantimes.co.jp/news/2013/03/29/national/abe-takes-aim-at-english-education-seeks-to-boost-toefl-levels/

目的が留学経験者を多く輩出するためであれば、TOEFL導入は効を奏してくれるでしょう。留学するには、超えなければならない壁ですから。

でもグローバル人材養成を目指すのであれば、残念ながらほとんど意味はありませんね。

TOEICもTOEFLも英語知識を評価するテストであって、実際に英語コミュニケーションができるかどうかを調べるテストではないからです。

現に中国人や韓国人でTOEFLのスコアが満点な人々は珍しくありません。テスト慣れすれば、取れない数字ではないんです。過去問題を知り、知識を仕入れるために勉強すれば、点数をどんどん上がっていくでしょう。6ヶ月の集中的学習で、iBT50から120まで上げた方も知っています。でも満点を取ったからといって、英語を話せるか、あるいは書けるかというと、それは全然違います。

現にTOEFLが満点なのに、何を言っているのかわからない学生が多いので、米国でも、アイビーリーグ校は特にTOEFLの点数を信頼しなくなってきています。ハーバードもイェールも独自のスピーキングテストで英語力やコミュニケーション力を判断しています。

もちろんTOEFLには、スピーキングもライティングも含まれています。でも、同じような問題が繰り返し出されていますから、パターンさえ把握すればある程度の点数を取れてしまうのです。

グローバル人材養成を目標とするなら、スピーキングを磨くことにつきます。なぜって、スピーキングには、使える語彙、正しい発音、文法知識、コミュニケーション戦術などが凝縮されるからです。

本当にグローバル人材養成を願うのであれば、TOEFLやTOEICではなく、E-CAP(http://www.e-cap.net/jp/) を絶対的にお勧めします。イェール大学を始め、最近ハーバードロースクール、国連、トップコンサルティング会社などでも使用されています。

インド人のシステム管理能力が実はすごい!

Dabawalla先日、インドが日本の新幹線技術を採用する合意がなされました。

どこまでの技術(車両、付帯機能、運行管理システムなど)が採用されるのかは明らかにされていません。しかしインド人には、実に卓越したシステム管理能力があるので、かなり高いレベルの高速鉄道事業が実現されそうな予感がします。

インドのDabawalla (箱を運ぶ人という意味)という自宅で作られたお弁当をオフィスへと届ける業者についてご存知でしょうか。

その業者が安価にもかかわらず、時間に正確で、しかも人を間違えずに運ぶシステムがあまりに素晴らしいので、米国フォーブ誌では、six sigma クオリティー と評価されたほどです。

ミスが起こる確率は、お弁当6億個を運ぶごとに1回以下だそうです。すごいですね。それに実際にお弁当を運んでいる人は、ほとんど字が読めない人たちで、色分けやグループ分けによる独自のシステムを使っているようです。

さて、six sigma という用語は元々、製造で使用され、統計上、欠陥品が99.99966%出ないプロセスを評価したものです。

現在では広く、「完璧に近い質」を表現するために頻繁に使用されています。

例えば、

We’ve created a strong quality environment rooted in six sigma.