月別アーカイブ: 4月 2013

2013年夏季ヴァンス博士セミナーのご案内

wvseminar-2今年度夏季は、フォーチュン500社、外資系コンサルティング会社などで大人気の2つのセミナーを個人向けにご提供いたします。

1.6月29日(土)ヴァンス博士の英語で考えるスピーキングセミナー

日本でロングセラー、韓国で書籍大賞にノミネートされた『英語で考えるスピーキング』の内容を、著者が直接ご伝授する画期的なセミナーです。

詳細、お申し込みは: http://kokucheese.com/event/index/87507/

2.8月24日(土)ヴァンス博士の英語プレゼンテーション革新セミナー

ビジネス会話はすべては、プレゼンです。プレゼンについてのノウハウだけでなく、会議、電話での会話、海外出張までに応用可能なスキルをお教えします。

詳細、お申し込みは: http://kokucheese.com/event/index/87931/

それぞれ先着20名様となりますので、お申し込みはどうぞお早めに。

お目にかかれるのを楽しみにしております!

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両手の握手は、本当に必要?

gates handshake

韓国を訪れたビル・ゲイツ氏が、朴大統領と交わした握手が大議論を巻き起こしています。

ゲイツ氏の左手をポケットに入れたままの握手が、無礼じゃないかどうかという賛否両論です。

みなさんは、どう思われますか。

韓国の人々の間では、相手に敬意を表すならば握手は両手がかわすべきだから、ポケットに入れているなんて、無礼極まりないという意見が多数のようです。

その一方、米国人の多くは、カジュアルではあるけれど問題はないという意見です。

以前、握手の方程式を拙著 日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講 に掲載したことがあります。

方程式と照らし合わせると、ポケットに手をつっこんでいるのは確かにカジュアル、あるいは無礼という見方もできるかもしれませんが、それ以外の点においてはそんなに悪い握手ではありません。むしろ強いアイコンタクト、グリップの強さ、スマイルも完璧と言えるでしょう。

では、ビル・ゲイツは、ポケットから手を出して韓国流に両手で握手すべきだったのでしょうか。

両手でする握手は、むしろアジアでよく見られますね。でも元々の文化ではないような気がします。またアフリカでも、両手の所作は丁寧とされています。ただ英語圏では、よっぽどの好意がない限り両手の握手はしません。例えば、オバマ大統領やクリントン前国務長官が両手で握手している姿をほとんど見たことがありません。他国の外交の代表者たちについても同じです。

グローバルな場面では、むしろ片手で握手をした方が無難です。片手でする握手の他の重要な要素を押さえられるかどうかが、良い印象を与えられるかどうかを左右するでしょう。

握力が弱い人は、握手のために鍛えても良いくらいです。そのくらい良い握手は価値がありますから。

電車吊り広告のおかしな英語

cocoad京浜東北線の中で見かけたおかしな吊り広告。

ちょっと見にくいので書き出すと

“I used to study at NYU. sharing ideas with friends from all over the world taught me how important communication competence is.”

2つの間違いにお気づきになられたでしょうか。

ひとつめは、文法的な誤り。2つめは、コミュニケーション上の間違った戦術です。

最初の過ちは、すぐにお気づきでしょう。2行目のsharing ideas の s は、大文字であるべきですよね。

2つ目の間違いは、何でしょうか。

それは、主語 Sharing ideas with friends from all over the worldの使用です。長い複雑な主語の使用は、一瞬洗練されているかのようですが、それは幻想です。

非常にぎこちなくて、自分も話しにくいし、相手にも理解されにくいという大きな欠点があります。それに状況によってすばやく応答していくスピーキングではどうしたって無理があります。実際にネイティブスピーカーだったとしても、こんな主語は滅多に使用しません。

同じ意味を表現するならば、

I used to study at NYU. I shared ideas with international friends, and I learned the importance of communication competence.

ずっと自然で、分かりやすいです。

話しやすく、分かりやすい英語については、拙書ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法 の第2章をご覧ください。