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ビジネスでは歓迎されない後悔の表現

I-Still-Think-About-What-I-Should-Have-Said手術の後に、もし担当医師に「やっぱり切らなければよかった!」なんて後悔されたものなら、ひとたまりもありません。

医師が患者に対して後悔の念を漏らす場面は、極端な例かもしれませんが、実はどんなビジネスであろうと、後悔を表現することは歓迎されていません。

例えば、あなたの上司が「〜しておけばよかった」「〜すべきだった」「〜できたはずなのに」とよく口にする人だったら、どうでしょう?

後ろ向きの感が否めず、リーダーとしても頼りないのではないでしょうか。もちろん過去から学ぶことは重要ですが、書き換えることのできない過去をわざわざ取り挙げて悔しがることには、たいした価値はありません。

現に、英語コミュニケーションでは、woulda, shoulda, coulda (would have, should have, could have のスピーチスタイル) は、チームリーダーや管理職が聞きたくない表現として認識されています。

簡単な例を挙げると、

I should have called yesterday, before they went on vacation.

という後悔には誰も興味がありません。期待されているのは、より良い未来のために今をどうするかということなのです。この場合であれば、なんとか連絡を取ってビジネスタイミングをつかむ方法はないかということになります。

Hindsight is always 20/20.

というイディオムがあります。「後になってみれば何をすべきだったが、いつも明らかだ」という意味ですが、過去のことについては、こうすればよかった、ああしなければよかったということが判るので、後悔は際限なく生まれると解してもいいでしょう。

ただそこに執着し過ぎると、ネガティブな印象を与えますし、はるかに重要な現在や未来をどうすべきかを考察するための時間を浪費してしまいます。

ビジネスにおける woulda, shoulda, coulda の使い過ぎは、禁物なのです。