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あなたは説得力をフルに発揮できているか

『英語で考えるスピーキング』 『ビジネスプロフェッショナルが使う英単語100』の重版記録が、また更新されました。

それぞれ10刷、9刷。

大ロングセラーの軌道に入っているようです。ご愛読いただきましてありがとうございます!

 

ところで今学期、私は「説得力」について教えています。ビジネスはもちろん、家庭でも地域社会でも非常に重要なスキルです。

「いかに相手を説得するか?」

と考えた時、人は大きな間違いを犯しがちです。

どういうことでしょうか?

 

「自分が何をどう言うか」という点ばかりに意識を集中させてしまうのです。

でもそれ以上に重要と言っていいのが、「相手は誰か」ということ。

 

例を挙げましょう。

 

ドナルド・トランプとバーニー・サンダース

ご存知の通り、アメリカ次期大統領候補です。

トランプ氏は、40代以上の人々から高く支持されている。

一方、サンダーズ氏は学生を含めた若い世代に人気がある。

 

それには理由があります。

 

トランプ氏の演説手法は、ギリシャ神話から脈々と続く伝統的なヒーロー像をねらっています。

 

テロリスト、移民問題、経済危機などと「未来に起こるかもしれない恐ろしいこと」を持ち出し、そんな危機を救えるのは「自分しかない」と説得しているわけです。

 

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他方、サンダース氏は、新しい英雄のイメージを採用しています。そう、彼の演説は、若い世代に大きな影響を与えたヒーロー、ハリー・ポッターのように思いやりと気遣いであふれている。「利他主義」を強調することで説得していると言ってもいいでしょう。

 

Harry-Potter

 

あなたが誰かを説得したい時、その成功を左右するのは「相手を知ること」にかかっています。

 

自分のコミュニケーション力を磨くことも大切ですが、相手研究を忘れずに行いましょう。そうすることで初めて、あなたの説得力をフルに発揮することが可能になります。

 

 

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