月別アーカイブ: 2月 2017

電話嫌いを克服するためには?

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「仕事がすべてメールで完結すればいいのに……」

と心から願っている方は、結構多いのではないでしょうか。

でも、電話が消滅しそうな気配はまったくない。

メールのテクノロジーは完璧ではないですし、相手が返信してくれないこともありますし、両者で問題を確実に話し合いたいこともありますから、電話の価値はいまだに侮れません。

電話嫌いのメール好きの心理には、2つの側面があります。

ひとつは、メールの方が相手の予定をリスペクトできるし、文章の方が伝わりやすい場合もあるし、じっくり考えながら書けるし、証拠も残せるしという、説得力ある理由づけです。

しかしその一方で、「相手の言ったことに対して、臨機応変にベストな応答をしなければならない」ことにプレッシャーを感じています。電話の相手が重要な顧客だったり、電話の会話を周りの上司や同僚に聞かれている場合は特にそうです。

すると、電話をかけるべき時にもかかわらず、ついついメールで済ませてしまうことになりかねません。

電話が効果的な時に躊躇なくビジネスツールとして活用するためには、このプレッシャーを取り除く必要があります。

でも、どうしたらいいでしょうか?

 

1.最初と最後を決める

「人の印象は、最初の30秒で形成され、最後の印象は第一印象よりも長く持続する」という研究結果があります。

つまり、最初と最後さえ決めれば、中間で余程のミスを犯さない限り、それほど悪い印象は残らないでしょう。

 

2.電話する理由をあらかじめ明確にしておく

相手に伝えたいポイントを必ず準備しましょう。

緊張感や予想外の会話の展開によってうっかり忘れてしまうこともあるので、頭の中で行うよりは、メモしておいた方が万全です。

 

3.最悪のシナリオを仮想する

会話で上ると予想される最悪の事態―例えば、契約を打ち切られる、商品に不具合が発生している、何かのトラブルについての苦情―に対して自分がどう対応するのかを考えておくといいでしょう。

最悪な事が本当に起ったとしても冷静に対処できますし、実際にはそんな事態は稀ですから、それ以外の場合なら自信を持って余裕で応対できるはずです。

 

4.あえて質問するようにする

上記2と3についてですが、自分のステートメントばかり準備することは避けるようにしましょう。と言うのは、顔が見えない電話では一方的に言い分を伝えると押しづけがましくなることがあります。

意識して相手に質問するようにして、一緒に解決していく態度を志すと、より良い会話を作り出すことができます。

また質問すると、相手が話す時間が長くなりますから、自分が余計なことをしゃべって失敗する可能性も低くなります。英語やその他の外国語で話す場合にはメリットとなります。

 

5.電話自体の成否よりも、情報交換がもたらす将来への成果を喜ぶべきである

電話の成否は、たいして意味がないことを理解しましょう。

それよりもずっと大切なこと―それは相手との情報交換をいかに将来の仕事へ向けて役立てるかということです。

たった一本の電話から得られる価値が途轍もなく大きいかもしれないと考えると、電話も楽しくなってきます。

 

仕事の電話が苦痛な時に、ぜひ思い出してみてください。

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トランプ式パワー握手のしかた

「人の握手の質で、性格まで判断できる」

と欧米社会では考えられています。

それほどに握手は重要で、力強い握手が好まれます。

そしてあのトランプ大統領の握手は、まさに彼の性格を象徴するようにエナジェティックで、支配的です。

そのユニークなトランプ式握手とは、

 

1. 力強いグリップ

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写真:AFP

 

2. 自分側に相手を引き寄せる

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写真:Washington Post

 

3. 相手の手の甲、あるいは上腕を軽くたたく

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写真:AFP

 

に特徴づけられています。

ところで、安部首相はこの日本ではあり得ない握手にどう対処したでしょうか?

Donald Trump, Shinzo Abe

写真:AP

 

二人は、19秒という長い時間がっしりと手を握り合ってお互いの協調関係を確認したようです。

トランプ大統領はその握手の後で、「力強い手だね。(ボディーランゲージで)ゴルフをするから。」とコメントしています。安部首相は、相当頑張ったのではないでしょうか。

しかし、安部首相のさらに上を行く握手をかわした人物がいました。

カナダのトルドー首相です。というのも、彼はトランプ大統領と同じ3段階を踏んだ握手を実践したからです。お互いに引き寄せ合って手を握り締めながら、上腕をたたき合っています。

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写真:Twitterより

 

イギリスの The Telegraph は、このシーンに対して「トルドーのトランプとの握手はカナダ史上最大の権力の表明」という見出しをつけています。

トルドー首相は、トランプ式握手を事前にかなり練習したのだとか。

政治外交はもちろん、ビジネスでも、社交でも、握手は非常に重大な役割を持っています。そのため専門のコーチについて練習する政治家やビジネスエグゼクティブも少なくありません。

グローバルな完璧な握手のしかたについては、『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術』をご覧ください。

グリップの強さから、時間、視線まで詳細に解説しています。

ネイティブスピーカーの英語 は、もはやお手本ではない

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英語ノンネイティブスピーカーの割合(マイクロソフト社 Overview of MUI より)

英語のお手本をネイティブスピーカーとする時代は終わりました。

ノンネイティブスピーカーの割合が圧倒的に多くなった世界では、ネイティブスピーカーはマイノリティーとなったからです。

英語は単なるコミュニケーションのツールですから、ネイティブスピーカーを目標とするのはなく、「お互いが最も良く理解し合えるスタイル」へと向かっていくのは当然の帰結と言えるでしょう。

と言うわけで、今、英語のインターナショナルスタイル化が急速に進んでいます。

アメリカ人やイギリス人がインターナショナルスタイル英語を学ぶための講座や教材も珍しくなくなりました。

具体的に何を学んでいるのでしょうか。

主にアメリカ特有のイディオムを避けることや、スピードのコントロール、強調のしかたなどが取り上げられています。あと、文法もですね。ノンネイティブスピーカーの文法の方が正確な場合も多いですから(笑)。

ところで日本へ行くと、

「ブリティッシュ英語でトレーニングできますか」

というご質問を受けることがよくあります。

「それがご希望とあれば…。でもグローバル企業内では英国人もインターナショナルスタイルで話すようになってきました。その方があらゆる国籍の人とより効率的に理解し合えますし、影響力も大きくなるし、リーダシップも発揮できます。」

が、答えです。

そうなんです。米語かブリティッシュ英語かは、グローバルレベルではたいした意味を持たなくなってきています。

では、東アジアの人々がインターナショナルスタイルを最速最短で極めるためには、どうしたらいいでしょうか?

是非とも自分の欠点をピンポイントで知るところから開始してください。

意外にも自分の問題点を知らないまま、やみくもに文法を学習したり、語彙を増やしたり、会話の練習を始める方が多いのです。どう考えても非効率です。

英語コミュニケーションに必須な250以上の項目について評価でき、自分の長所短所が鮮やかに分かる英語アセスメントE-CAP を一度お試しにあることをお勧めします。

このアセスメントの基準は、ネイティブスピーカーではなく、世界で実際に活躍している真にコミュニケーションが上手なビジネスパーソンなので、世界における自分の英語コミュニケーション力を正確に測定できます。

まずはE-CAPを試してから、英語コミュニケーション向上の戦術を練ってみてはどうでしょうか。