コンピュータによるスピーキングテストは、本当に正確なのか?

 

 

benchmark

 

人によってではなく、コンピュータの自動音声認識システムによって採点されるスピーキングテストが存在します。その代表的なものには、Versant があります。

コンピュータで実施、採点だからこそ、手軽なうえに「正確性や信頼性が高い」と簡単に信じてしまいそうですが、実際はどうなのでしょう?

コンピュータライズド・スピーキングテストを受験しようと思っている個人の方、あるいは法人全体で採用しようと検討している人事担当者の方のために、ぜひ知っておいていただきたい2つの点について書いてみたいと思います。

 

  • コンピュータだから正確とは限らない

先日、アイルランド人の獣医師が、コンピュータライズド・スピーキングテストの問題点を酷評する事件が大きくニュースで取り上げられました。

彼女は、オーストラリアのビザ取得を目的に、コンピュータライズド・スピーキングテスト(Pearson提供)を受験したのですが、スコアが足りないという理由でビザ発効を拒否されたのです。

しかし彼女は実は英語ネイティブスピーカーで、学位も2つ取得し、獣医として何の問題なく英語で診療していました。

なぜこんなことが起こってしまったのでしょうか?

可能性が高いのは、自動音声認識システムによる評価基準の設定が、アイルランド人が話す英語アクセントに不利だったということです。標準的なブリティッシュ英語が基準値になっていたのかもしれません。

私自身、実験として日本語アクセントのある英語を評価基準として設定したスピーキングテストを受けたことがあります。すると、なんとRとLの発音について平均より低いスコアで評価されたのです。

開発者の方いわく、

「評価基準を米語ネイティブスピーカーに合わせていないので……」

ということでした。

つまり、評価基準の設定によっては、コンピュータライズド・スピーキングテストは正確性や信頼性は乏しくなる可能性が十分にあるということです。

入社や昇進といった人生を左右するテストとして使用されるのであれば、恐ろしい気がします。

 

  • コンピュータでは計測できにくいコミュニケーション能力がある

発音や文法の正確性や語彙の数や流暢さだけを測定するのならば、人による評価に比べて、コンピュータは客観的で圧倒的に正確でしょう。

ただスピーキングテストを通して知りたいのは、語学力だけではなく、本当のコミュニケーション能力(戦術や理解しやすさや自信など)ではないでしょうか。

ところが、こうした数値化しにくいコミュニケーションの項目については、コンピュータは正確に測定することはできません。コンピュータが進化した現在でも、残念ながら無理なのです。

 

上記の点からも、ぜひお勧めしたいのが、英語コミュニケーションアセスメントプロフィール(E-CAP)です。

コンピュータライズド・スピーキングテストの利便性はそのままですが、上で述べた問題点はみごとに解決されています。

E-CAPの評価基準は、米語やブリティッシュ英語のネイティブスピーカーではありません。

グローバルに活躍している世界100カ国以上出身のビジネスプロフェッショナルを基準としているため、誰が受けても世界基準のコミュニケーション能力を正確に知ることが可能です。

さらに、E-CAPはハイブリッド評価を採用しています。

どういう意味かと言いますと、

正確性と信頼性を最大限にするために、コンピュータが得意な項目はコンピュータ、人が得意な項目については人(熟練した専門家チームによる)、というようにハイブリットに評価するのが、E-CAPの特徴です。

「真のコミュニケーション能力を世界一正確に、しかも公平に客観的に発見したい」と思い立った時に、ぜひとも試してみてください。

自分の今立っている位置を正確に把握すると、スピーディーな向上方法も見えてきます。

 

 

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